長岡高専は、中学校卒業後5年一貫教育を行う高等教育機関です。機械工学科、電気電子システム工学科、電子制御工学科、物質工学科、環境都市工学科の5学科からなり、「科学技術の急速な発展に適応できる、高度な知識と実践的な技術を身につけた技術者」を養成しています。
また、長岡高専の教職員は「従来の枠にとらわれない 異分野連携も可能とする共同研究」に取り組み、5学科の専門分野の異なる研究者が協力し合いながら様々な課題解決に取り組んでいます。今回の事業でも「農業」を切り口に、長岡高専のシーズを活かしてお役に立てれば幸いです。

長岡技術科学大学は、実践的な技術の開発を主眼とした教育研究を行う大学院に重点を置いた工学系の大学として1976年に開学しました。一般の大学が学術研究を重視しているのに対し、本学は学術研究を産み出すための現場での実践を重んじています。
情報技術を加速させ、高度な技学力（＝現場力＋研究力＋創造力＋実践力）と豊かな人間性を持ち、未踏領域・未踏分野に挑戦し、技術イノベーションを興せるタフなグローバル技術者を育てます。
農業者のリカレント教育に関しても、技術イノベーションに貢献する人材の育成に向け本事業に参画しています。

長岡造形大学は広い領域に関わるデザインの特性と教育研究力を生かして、地域社会に教育研究活動の成果を還元し、新たな価値の創出をめざしています。
デザインによる商品・サービス開発などの教育プログラムの提供なども行っています。デザインの力をブランドの構築や販売力強化などにご活用ください。

新潟県立大学は「国際性の涵養」「地域性の重視」「人間性の涵養」を教育理念に掲げ、 ３学部（国際地域・人間生活・国際経済）２研究科（国際地域学・健康栄養学）、 北東アジア研究所等を設置しています。
東アジアへの窓口である新潟という立地から、英語に加え露、中、韓の外国語教育に力を入れ、 提携大学との交流や産官学の連携を通じて、国際的な視野を持ち、地域創生に貢献できる 専門性と実践性を持った人材の育成に努めています。また、AI活用の拡大やデータサイエンス分野の 需要を受け、ICTの活用やデータサイエンス・AI教育も推進しています。
新潟県立大学は「データサイエンスの活用」をテーマとして本プロジェクトに参加しています。

近年の農業の現場では、気候変動への対応やデジタル技術の活用など、自然環境や社会の変化に対応する新たな知識を身に着ける必要性がますます高まっています。新潟大学は、日本海側最大規模の総合大学です。人文社会学・自然科学・医歯学の幅広い分野で約1200名の研究者が様々な教育研究を行っています。多種多様の科目群の中から、まずは１科目から気軽に学ぶこともできます。さらに学びを深めたい方には大学院で高度な専門性を身につけることもできます。新潟大学には、学びたい知との出会いがきっとあります。

2020年4月、新潟市に開学。在学中600時間（約5カ月）以上の長期企業内実習、少人数教育をはじめとする実践的な学びで、成長分野のプロフェッショナル人材を育成する総合専門職大学です。4年間を通じて、目指す分野の専門知識・技能と応用力を身に付け、変化する社会で即戦力として活躍できる人材を育成します。

■事業創造学部：経営／経済／マーケティング／商品開発／起業／事業承継／店舗経営／会計･財務
■情報学部：AI／IoT／データサイエンス／ゲーム／アプリ開発／ロボティクス／クラウド／サイバーセキュリティ
■アニメ･マンガ学部：アニメ／マンガ／キャラクターデザイン／ゲーム／3DCG／出版編集

本県には、21大学・5短大・1高専・2大学院大学と多くの高等教育機関が立地しており、それぞれの知見を活用した、地域や企業の課題を解決する産学官連携の取り組みを後押ししています。

＜高等教育コンソーシアムにいがた＞
https://consortium-niigata.jp/local/

「前より前へ！ 長岡　志を未来に活かし輝き続けるまち」
「米百俵」から始まる長岡の「志」として、将来の長岡市を担う世代に積極的に投資し、ふるさと長岡への愛着と誇りを持った人材を育成していきます。特に、10年20年先の将来を担う若者が、自らまちづくりに参画し、まちの魅力を生み出せるように、産官学金の協力を得ながら全世代で応援していきます。

農業リカレント教育プラットフォーム構築事業に参加している関係機関の皆さんと共に、産学官の連携強化と各分野での知見を最大限に活用し、地域が抱える課題解決に向けた取り組みに対し、積極的に参加していきます。

大光銀行は、「県の主要産業を支える”コーディネーター伴走型農業リカレント教育プラットフォーム″の構築プロジェクト」において、地域金融機関としてプラットフォーム構築のための対話に参加するとともに、金融面からの支援や顧客マッチング支援などを通じて地域の農業事業者をサポートする役割を担っています。
本プロジェクトを通じて産学官金の連携を強化し、付加価値向上に取り組む地域の農業事業者をサポートしていくことで、地域経済の持続的な発展と地方創生に貢献してまいります。

iSi電通アメリカ副社長を経て、シリコンバレーを中心にベンチャーキャピタリストとして活動。
ネットイヤーグループ創業者、ネットエイジグループ（現ユナイテッド）を代表取締役として上場させた後、2009年に就農し農業経営とスマート農業の実践、地方創生プロジェクトで全国を奔走中。
東京商工会議所（渋谷）副会長、デジタル庁デジタル推進委員、経済産業省地域未来スペシャルアドバイザー、文部科学省卓越大学院大学プログラム委員、科学技術・学術審議会産学連携地域振興部会委員などを務める。

当社は「地域の”やってみたい”を実行する」を掲げ、長岡を拠点として「農業支援」「システム開発」「企画運営」の３つの事業を進めております。
農業と当社の関わりとしては、「新幹線米」「コンテナ米」の消費者から興味を持ってもらえる商品企画の立案、スマート農業を広げるためのスマート農業ワークショップ事業の講師などに取組んでおります。農業リカレント教育プラットフォーム構築事業においても、多くの農業者さんに役立てるように、これまで経験してきた知見・ノウハウを活かしてまいります。

グローカルマーケティング株式会社は、地域密着マーケティング支援会社として、企業の売上UPと人財育成を支援しています。2021年には課題解決の新たな柱として「産学連携推進室」が設置され、長岡高専のコーディネーター業務を担っています。現在は県内の教育機関（大学・高校含む）と企業連携を通した課題解決を目指し、産学連携のための展示会支援、探究学習コーディネート・講師、技術相談・共同研究支援など様々な取組を行っています。
上記の経験を活かした県内農業者の皆様の課題把握、解決策としての産学連携技術、人財育成、販路開拓などお役に立てれば幸いです。